今日は早番勤務でしたので、何時もより早めに仕事から帰宅しドライブがてら鎌倉へ妻の職場に迎えに行く事にしました。 その帰り道、今夜の夕食の食材を調達するため大きなスーパーへ寄った際の出来事ですが、買物を済ませ駐車場にある車に 戻ると、なにやら2人のご年配のご夫婦と警備員さんがスバル君の傍に立っていました。 一瞬 何時もの様にスバル君が珍いので揃って見物でもしているのかな？と思ったのではありますが、何時もと何となく 雰囲気が違う感じが伺え、嫌な予感がしたのですが更に車に近づくと案の定 そのご年配の叔父さんは私達夫婦を見るなり 「このお車の持ち主ですか？ すみません ぶつけてしまいました」 とかなり低姿勢で頭をさげられました。 しかし 私にとっては生き甲斐とも言えるスバル君ですから 一瞬 言葉もなかったのは言うまでもありません。 恐る恐るそのぶつけた箇所を見ると、左側後部が無残にもかなり凹んでましたね。 もうショックでやりきれない気持ちでいっぱいになりました。 明日から2連休だと言うのに・・・・ 通勤にもスバル君を使っているので本当に情けないやら悔しいやらで参りました。 でも普通 駐車場にバックで車庫入れする時は、後方をよく確認して入れるのが普通だと思うのですが、一体どこを見て 運転しているのか不思議です。 これがもし車ではなく子供だったりしたらどうなるのでしょうか・・・ なんてこった！ ヘタクソ！ 弁償しろ！ と 心の中で呟く自分が居ましたが、そのご夫婦がそのまま当て逃げしなかったこと そして何より誠実な方とお見受けしたので、私も誠実に対応致しました。 勿論、こちらは何も悪いことしていませんが、奥様の表情を見た瞬間 ご主人が悪気も無くぶつけてしまったこと、そして 私達夫婦（ワカゾウ）にペコペコとご主人様が頭を下げていることが、どれほど辛かったことでしょう。 そんな奥様の気持ちが痛いほど理解出来ましたので、自分達の車をへこまされた悔しさもさることながら 私はつい あまりに気の毒になり相手を気使う気持ちから 「お買物に来て 大変でしたね 申し訳ありません」 と今後の対応を信じて、 お互い連絡先だけを確認し合いその場を後にしたのです。 帰りの車中では 妻になんでこちらが申し訳ありませんと誤らなくてはいけないの？とこっぴどく怒られてしまいましたけど でも決して誰も悪気があってしたことではないので、男として我慢し相手を気使うことも必要と判断した結果なのです。 妻には多分 理解出来ないのかも？知れませんが ノスタルジックなスバル君を心から大切に思いそしてオーナーとして そんな小さなことで相手と喧嘩したりクヨクヨするのはスバル君の開発者達の情けない表情が浮かぶと言うものです。 今思えば本来ならば一言二言 車に対する思い入れや その凹まされた悔しさを伝えたかった気もしますがもう過ぎたこと ですから、とにかく一日も早く傷ついたボディーを修理することで私達夫婦の心に受けた傷も癒されるのではと思っています。 まぁ 人生色々とありますが、ただ腹を立てればイイってもんじゃありませんよね。 あのご主人、 今度車庫入れする際は気をつけるでしょうね（＾＾）   翌朝7日の午前中、相手方の保険屋さんから早速連絡が入りました。 迅速にご対応いただけているご様子で、朝からとても温かい気持ちになりましたね。 さぁ 今夜 寂しい限りですがスバル君を修理のため入院します。 |
