サイドガラス雨漏り対策
2008.5.26



以前から後部シートの隅が洗車や雨降りの後に若干雨漏りした形跡があり、気にはなっていたのですが対した量ではなかったので

それ程気にしていませんでした。

先日の大雨の後に後部座席の上に敷かれていた座布団が濡れていたのが目に止まり、先日妻に素敵なシートを作ってもらったことも

ありカビでも生えても嫌なので雨漏り対策をすることにしました。

しかし対策と言っても、どの様にすれば最良であるのか検討も付かないのでカーショップの社長さんに電話してみたんです。

ゴム自体を交換するとしても部品代が1万円 修理代として1万円位しかなりの痛い出費。

おまけに一日車を預けなくてはならないと言うこともあって 時間もなく面倒臭いので、自分でなんとか出来ないものか?と考えはじめ

ました。

まぁ 新品のゴムを交換するにせよ一度見てもらった方が良いと思い、午前中の仕事(任務)を終え早速カーショップへ向かいました。

社長さんに確認していただきましたら、ゴム自体にダメージはなく一部が剥がれているだけなのでボンドで接着するば大丈夫であろう

と言う見解をいただきましたので、自分でも出来そうなので自宅で作業することにしました。

ボンドと言っても何を使えば良いのか判りませんでしたので社長さんに聞きだすと、工場から業務用のボンド(接着剤)を見せて

いただきました。

それを売って下さいと言いましたら、大きなホームセンターでも売っていると言うことでしたが私が欲しそうな顔していたら使い古しの

ボンドを分けて下さいました。

余談として、中身が黒いセメダインは接着には向かないそうです。

                     

ボンドの見てくれは悪いですが今回作業するには十分過ぎる量がありますので良かったです。

また作業要領も確認して来ましたので、早速自宅に戻るや否や作業開始。

一応 予定にはありませんでしたが、作業効率を上げるため自力でサイドガラスを取り外しました。

全部でビス5本で固定されていますが、ガラスを割ってもいけませんのでかなり緊張でした。

    


ガラスが無事に取り外されると、問題のゴム部がはっきり見えてきました。

やっぱり接着剤が剥がれてしまっているので、これでは雨などが漏るワケですね。

                        


やっと雨漏りの原因が確認できましたので、修理開始です。

と言っても接着剤をただゴムが剥がれた部分に塗るだけですけどね(^^)

黄色のボンドでかなり速乾性があります。

しっかりボンドを塗りましたので、もう大丈夫でしょう??


                        

でもこのままでは不安なので、以前何かのためにと購入しておいた、コーキング剤をその上からこれでもかと塗っておきました。





やれやれ これで以前から気になっていた雨漏り対策が滞りなく完了しました。

妻のシートカバーも雨に濡れることなく安泰です。





ところが・・・・・・・

2008.6.2

それから数日して、大粒の雨が降った日に様子を見ると何と水滴が僅かながらサイドガラスの下側から染み出して来ています。

あれほど完璧と思われるほど、しっかりシーリングしたのにどうしてでしょう・・・・

翌日にも洗車がてら外から窓の縁に向かってホースで水をかけてみましたら、案の定 内側に水が威勢良く入り混んでしまう始末。

これから梅雨時だと言うのに偉いことになりました。

やはり素人のやる仕事なので上手く行くワケもありませんが・・・それにしてもどうしたことでしょう。

修理するにもお金がかかることなので、ここに来て本当に頭の痛い所です。

スポンサーの妻には一応、雨漏りの件は伝え普段通勤でも使っていますから2つ返事で修理を承諾してくれましたが・・・


何はともあれ早速、何時もお世話になっているカーショップに電話を入れてみました。

補修程度で治ればそれに越した事はありませんが、修理に出すにせよもう一度見てもらった方が良いと言うことになり午後から

車を走らせカーショップへ・・

早速サイドガラス部をプロの板金担当の方に見ていただきましたが、現在付いているゴムが純正品でなくて またゴム自体の形状

も違うことが原因で僅かに雨漏りがしていると判明致しました。

板金屋さんの見解ではゴムは無論交換した方が良いと言うことなので、これから雨の日も風の日も乗り続けなくてはならないので

ゴム交換の修理を依頼することにしました。

ゴムは勿論 純正品は現在ないのでカーショップ独自に作成したゴムを使います。

使うゴムも用途によってそれぞれ形状や厚さが異なり、サイドガラス用は肉厚の薄いものを使用しないとガラスの閉まり具合が

固くなってしまうそうです。

    


板金屋さんから、このゴムならば先ず雨漏りの心配はないと言うことでしたので、思い切って修理を委ねることにしました。

スバル君とは今後長いお付き合いになりそうですから致しかたありませんね。

それから一旦自宅へと戻ってから、妻が仕事から帰ってから事情を話した上で改めてカーショップへ出向きました。

これでまた一つ気がかりが減りました。

それにしてもちょっとしたことで雨漏りってするんですよね〜

ちなみにモールの一部から漏る場合もあるそうなんですが、スバル君は大丈夫でしょうかね・・・








レストア後の雨漏り

2015.12.20




レストアして約2年近くなりますが、錆防止のため水洗いはもとより雨の日は徹底して乗りませんでした。

それほど神経質にならなくてもと思うのではありますが、大金を掛けて治しましたので、出来る限り大事に乗りたいと言う気持ちから

現在に至っています。

今年になって初めて車の表面に付いたホコリが気になり、夏場と言うこともあり水洗いしてみました。

そうしたらサイドガラスなどから多くの雨漏りが見受けられました。

レストア時には気が付きませんでしたが、ゴムがかなり老化している様です。

早速、ショップで確認してもらいましたら、やはりレストア時にゴムを強引に外した結果、ゴムが至る所 亀裂が入ってしまったのが

原因であろうと言うことでした。

相手がゴムでは仕方がないので、早速交換してもらおうと思いましたが既に完売してないと言うことでした。

ゴムなら何でも良いと言うものではないので、オークションにて手に入れショップへ持ち込み修理していただきました。

ほぼ丸一日の作業となりますが、朝9時に入庫し夕方には完成しました。