| あの痛ましい東日本大震災から2年以上が経とうとしています。 もう過去の事と忘れがちなのんきな私たちですが、何時我々も同じ被害に合うかは神の知るところです。 自宅のある横浜と言ってもかなり内陸に入っていますので過去の歴史からも津波の被害は殆どなく、30年以内に起こるであろう？ 東海地震が起きてもまず大丈夫ではないかと思っています。 しかし妻の職場である鎌倉は海にかなり近いので、一たび東日本大震災級の大きな津波が襲来すればまず命はないでしょう。 そんな訳で、妻とは何時も職場からの身の安全を確保出来る最良の非難経路を考えておいた方がいいよねと話していましたが、 中々日ごろの生活に追われ、気が付けば実現するまでにかなりの日数が経ってしまいました。 避難経路を熟知・把握しておくことで、慌てることなく迅速かつ的確に津波から回避することが出来るのはないでしょうか。 愛する妻のため、万が一のことを考え早めに偵察しておけば、妻の身を守る手助けに繋がると信じています。 先ずは、パソコンを駆使し地形図及び航空写真から職場から一番近く、早く高さを確保出来る場所を探しました。 すると地上からでは中々判断出来なかった小高い丘が近くにあることが判りました。 職場から東に歩いて約5分程度の個所に八雲神社があるのですが、そこから裏手の山の尾根に行かれそうな感じなんです。 行ってみないと判らないので、取りあえずその八雲神社へ行ってみることにしました。  せっかくお天気も良いので、初めて訪れる八雲神社で妻とお参りです。 妻も自分の身を守っていただける様にと何時もになく丁重にお辞儀してますね。   お参りを済ませ、早速登山道を確認します。 丁度 神社の右横にハイキングコースらしき石段の階段が見えましたので、山の経験ある私たちはこころから山に入れると確信しました。  さぁ どんなルートか未知ですが、いざ出発。 あまりに低い山（ルート）なので、私たちはナメてかかっていて軽装で登り始めました。   私たち夫婦はここから一挙に頂上目指し登り始めます。 歩くこと5分程度登ったころでしょうか？ あっと言う間に鎌倉の街並みを見下ろす地点へ辿り着きました。 多分、ここまでくれば津波から回避できるのではと思いますが、油断はできませんので更に上を目指します。     引続き歩くこと5分、見晴台に到着。 もうここまで来れば安全でしょう。 私も妻が津波に襲われたらここに登って来ることは判っていますので、居場所も判り直ぐに助けに来られますからね。   今日は思いがけない避難ルートハイキングでしたが、お天気も良く久々に山を満喫することが出来ました。 ちなみに妻の職場から一気に走ればここまで10分ちょっとで来れますから、多分最良の非難ルートを把握できたのではと思います。  |
