最後から2番目の恋
ロケ地訪問(鎌倉 御霊神社)
2012.3.18
今朝の横浜は朝からどんよりした空模様です。 せっかくの日曜日なのでドライブでもと行きたいところでしたが、車が雨に濡れても困るので午前中は自宅でのんびりと過ごしました。 妻は冬物との衣替えでしょうか? ロフトに上がって衣類を出し入れしバタバタと動いている様子。 そんな午前中を過ごしながらお昼ご飯を食べ終わった頃、私は以前にどこかのテレビ番組でウルトラセブンに出演していたダン隊員の 経営するレストランのことを放映していて、子供の頃のヒーローに一度でいいから会ってみたいと思い立ち自宅から車で30分もあれば 行ける場所なので、妻を誘ってみることにしました。 妻も幼い頃にウルトラセブンを見ていたと聞いていましたので、気持ちよく承諾してくれました。 そんな時に、妻が突然 「鎌倉の御霊神社ってどこにあるんだろうね〜グーグルマップで調べられる??」 と尋ねて来たんです。 最初は何のことか判らず聞いてみると、今フジテレビ系列で放映している最後から二番目の恋 と言う番組で鎌倉が舞台と言うことで そのロケ地とのことでした。 私はウルトラセブンのダン隊員にもすぐに会いたかったのですが、その前に妻を喜ばせたい一心で鎌倉へと車を走らせました。 本来、鎌倉はとても近いのですが日曜日でまして小雨が降っている状況なので車の数が多くどこもかしこも渋滞で疲れましたね。 やっとの思いで、目的地近くへ到着し車を止めてお目当てのロケ地へと向かいいました。 そこは何とも平凡などこにでもある様な神社です。 また舞台となった古民家もその脇にありました。 ロケ地周辺には私たちと同じ様に見学に来られている方がいて、結構にぎやかになっていました。 妻もそのテレビで見慣れたロケ地を前にして ここだ〜と大喜び。 中井喜一や小泉今日子さんがこの場所で撮影したんですもんね〜 私はせっかくなので写真を撮ろうと妻にカメラを向けると、世間にミーハーと思われるのが嫌みたいで撮影も恥ずかしがって大変でした。 ちょうど踏切の手前に古民家の舞台となった家があるのですが、普通ならばボロイ家と誰も振り向かないと思うのですが、ロケ地ともなると みんな嬉しそうにカメラを向けているのがとても不思議な感覚でしたね。 この家なら我が家の方がよっぽど絵になるのにな〜なんて勝手に思ってしまいます。 まぁせっかくなので、その古民家を撮影です。 妻の顔が少々強張っていますが、内心かなり喜んでます。 電柱の坂ノ下を入れてと注文されるほど・・・・ ちゃんと坂ノ下 入れました。 ついでに私も記念撮影。 入れ替わり立ち代わり色々な方が撮影してました。 辺りには多くの見学者が頻繁に訪れている中、突然そのこのボロイ(笑)家の住民(オジサン)が出てきました。 私がイケメンで気に入ったのか?妻が美人だったからかは定かではありません。 何やら独り言の様に誰も聞いていないのに、この撮影で使った門を明日取り壊すんだよと説明を始めたんです。 せっかくなので、私はこの家は築何年くらいになるんですか〜と尋ねると約70年とお答えいただきました。 また誰も聞いていないのにこの家がロケ地になった経緯や撮影時の状況やエピソードなどその住人でしか知りえない楽しい お話を色々とお伺いすることが出来ました。 そんな時、そのオジサンが 「特別に中 見せてやるよ!」 と誰も頼んでいないのにその舞台となった古民家を見せてくれることになったんです。 なんだか得した気分。 そのオジサンは私たち夫婦だけを特別に他の人の姿がなくなったのを確認し、そっと門の中へと招き入れてくれました。 禁断の秘密基地でも散策するような気分です。 お話によると、玄関や出窓などすべてがセットだそうです。 どうみても作ったと思えない出来栄えでしたが、玄関を開けるとまた本来の玄関がありましたけどね。 また出窓の中にまた窓があり、セットだということがわかります。 昨日、最終回の撮影が終えたそうなんですが、この玄関や出窓はそのままにしておくそうです。 家を貸したお蔭で2重窓になってオジサンも結果的には良かったのではないでしょうか・・・・・・・ お庭には鉢や植木に至るまで、美術で使ったものらしく後ほど取りにくるそうなんですよね。 それにしてもテレビの撮影って細かいところにまで手をかけるているのが凄いと思います。 一通り見学させていただいた後、人がいないことを確認しオジサンと硬い握手を交わしロケ地を後にしました。 私はこの最後から二番目の恋は殆ど見ていないので、再放送が楽しみです。 |