スバル君が可愛いあまり、暇さえあれば晴れた日には良く洗車するのが日課でした。
ところが、最近になって所々ボディーの至る所に錆が出ている箇所や表面に僅かながら塗料が浮いているのが目に止まる様になりました。
最初の内はそれほど気にならない程度だったのですが、日に日に目立つ様になって資金的にフルレストアとまでは行かなくとも、せめて
ボディーだけでも何とかならないかと悩み始めた頃、数あるレストア業者さんの中から某レストアショップを選び作業を依頼することに
なりました。
ショップの門を叩いたのが昨年の暮れ2009年12月で、レストア作業が実際始まったのは2010年１月ですから完成まで約10ケ月以上に
及ぶ長い道のりでした。
日数もかかりましたが、何より予想外に出費が大きかったので、ただただ前向きに協力してくれた妻に感謝するばかりです。
しかしながら今回最初で最後のレストアになると思いますが、発注したレストアショップとも様々な問題も浮上し、相当気持ちが滅入った
一連のレストアとなりましたが、今では完成度の高いスバル君を見るとその心労も過去のことと忘れさせてくれます。
画像は限りなく少ないですが、発注から完成までの画像を一部公開致します。
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2010.2.28
エンジンが下ろされ補器類など全てが外されていました。
車と言うよりガラクタですね。
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2010.3.2
塗装を剥がし、パテを削って行くと密かに隠れていた本来のダメージが徐々に明らかになってきます。
フロント部（ヘッドライト枠）は穴が開きパテ盛りで補強されていました。
ミラー部の土台は既に錆びていて、その上に鉄板が乗せられパテで固定されているだけでした。
また最悪なのはドアヒンジの下部が錆でボロボロ状態であり、ドアを受け持つ重要な部分としての強度は殆ど
役目を果たしてない状態だったのです。
何だか見たくないものを見てしまったと言う感じ。
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2010.3.12
こつこつと作業が続きますが、根気のいる仕事ですね〜
それにしてもパテの肉厚には本当に驚きました。
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2010.3.17
中身はまだですが、外観はほぼ全剥離（丸裸）です。
鉄板の厚さが６ｍｍと薄く スバル特有の曲線が板金の難しさが作業員を悩ませます。
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2010.10.14 完成
晴れてボディーレストアが完了しました。
ボディーはもとよりホイールもシルバーに塗装され、パンパーのメッキを除いては全てが満足行く出来栄えとなっています。
ボディー色は妻と幾度となく頭をひねって決めたものですが、相当気に行っちゃってます。
今回のレストアによりスバル君はリセットされましたので、今後は極力水洗いを避け錆びさせない様に十分に注意を払い
クラシックカーとして今後、この状態を少しでも長く維持していけたらと考えています。
現在は駐車場にオーニング設置したお陰で、直射日光をある程度避けることが出来ますし、多少の雨も心配ありません。
様々な方の協力にて完成したスバル君なので大切にしないと罰が当たりそう。
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