フロントカバーを開けるとその正面には透明なヒューズボックスがあります。
ヒューズボックスの中身は単純に３つのヒューズで構成され、透明なプラスチックカバーで覆われたとてもシンプルなものとなっています。
簡単な構造の上 一つのヒューズで様々なものを共有するため、たとえばヒューズの球切れ等でウインカーが点かなかったとすると、
同時にストップランプも点かないなどのあらゆるものが、いっぺんに使えなくなると言う欠点があります。
また既に３０年以上も経った車なので、ヒューズを抑える金具の腐食やコネクターの接触不良などで一挙に突如として様々な電気系統に
不具合を起こす可能性が出て来ますので、日頃からグリースを注入したりこまめに注意している必要があります。
体験談ですが、走行中 突如としてエンジンが停止し再始動できなかった経験があるのですが、この時はヒューズボックス内にある
１５アンペアの接触不良が原因でした。
あの小さなヒューズが少しの接触不良でエンジンが停止してしまうんですから、如何に重要なのかがおわかりいただけると思います。
ヒューズは常日頃から予備を携行していた方が、遠出などする時は何かと安心かと思います。
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上：２０アンペア
（ワイパー・シュガライター・ラジオなど）
中：１５アンペア
（IGN SW・ダイナモ・フラッシャー・ストップランプなど）
下：２５アンペア
（ヘッドライトなど）
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日頃のメンティナンスについて
特に湿気など多い時期などは金属部の接触不良となる
可能性があるので、時々金属部（ヒューズとの接触部）
を確認し腐食を発見したら紙ヤスリで軽く擦るとよい。
その後、さび止めを兼ねてモリブデン配合のグリスは
避け、コマ目にスプレーしておくと良い。
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●突如走行中にエンジンが停止した場合：
快調に走行中、突如エンジンが停止した場合など、まず最初に考えられる原因としてヒューズ切れやヒューズの接触不良そして
イグニッションキーの裏側にある配線の接触不良が原因となる場合がほとんどです。
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