加須市　
不動ヶ岡　不動尊

2008.11.29

タイトルが加須市　不動ヶ岡　不動尊とありますので、態々ここをお目当てに出かけたみたいですが　実はこの不動ヶ岡　不動尊が ある埼玉県加須市は妻の生まれ故郷でありまして、11月26日が父の命日だったので休暇を利用し日帰りで実家へ里帰りしたと言う 訳なんです。 妻は前日から里帰り出来るとあってか、また母のオッパイを吸えるとあって何時もと違ってウキウキソワソワしている様子が伺え知る ことができました。 やっぱり嬉しいもんですよね。 さて当日の朝8時にラパンに妻と二女（由依）を乗せ、実家のある加須市を目指しました。 途中、高速湾岸線を北上中にお天気も良かったせいか、横浜ベイブリッジから見下ろす横浜の景色が何とも素敵でした。 妻と私は日頃家に居る時は、面と向かってあまり仕事のことなどの話は殆どしないのですが、イザ車に乗って走り出すと不思議に 色んな事を話が出来るんですよね〜 多分、正面をお互い向いていることもあるかも知れませんが、これとばかりに二人はもうしゃべりっ放しでした。 そんなこんなで2時間程度のドライブも終え、実家に辿り着き久々に会う母に挨拶する否や父の眠るお寺に出向き手を合わせて 来ました。 妻も久々の実家とあってか私そっちのけで母と子の会話を楽しんでいる様でしたね。 私も久々の加須（実家）でしたが、何より母が元気そうでしたので安心しました。 お昼には近くに出来た大きなホームセンターで買い物をし、日頃食べられない焼肉を母のおごりで腹いっぱい食べ大満足の一日 となりました。 そんなあっと言う間の一日でしたが、夕方になって妻がお友達などにお土産を買って帰ろうと言うことで地元ではかなり有名な 五家寶（ごかぼう）と言うお菓子を買いに行くと言うので、私も暇だったので付いて行くことにしたんです。 実家から10分程度の距離にある加須市不動岡にその有名な武蔵屋本店があります。 　　　　 五家寶を上手く表現することは難しいのですが、とにかく黄粉が美味しいとしか言いようがありません。 それにしてもこの加須市は昭和のなごりが至る所残っていて、妻が中学生時代に自転車に乗ってデザインの良いブルマを買い求めに 来たと言う懐かしいスポーツ品店もすぐ近くにありまだ開店していました。 話はそれましたが、五家寶を必要な分だけ購入し店を出ましたら妻が急に道を挟んだ斜め前にある神社がある方向へ歩いて 行きましたので後を追うと、妻が懐かしそうに　「この神社によく写生に来たんだよね〜」　と微笑みながら語ってくれたんですよね。 私も以前にここ加須市にヘリポートがありましたので、少しだけ住んだこともありますがこのお寺を訪れるのは生まれて初めてです。 何だか面白そうなのでちょっと寄り道してみることにしました。 前置きが大分長くなりましたが、ここからが本題である不動ヶ岡　不動尊となります。 さて早速その敷地に入ると、まず最初に新しく金色に塗られた山門が私たちを歓迎してくれました。 　　　　 　　　　 張り紙によると何やら5年計画で５億円の寄付ですべてを治すそうなんですが、本堂などはまだそのままだったので昔のままの 良い時期に訪れたと思っています。 こちらの本堂も金色に塗られてしまうのでしょうか・・・・・・ そんな事を思いつつ、敷地にはもう数１００年以上経っているであろうと思われる太いイチョウの木が何本も立ち並んでいることもあり たくさんのイチョウの葉っぱで埋め尽くされていました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 私も妻もそんなイチョウの葉っぱのじゅうたんの美しさに誘われ、つい遊んでしまいました。 　　　　　　 　　　　 はじける二人・・・・・・ それにしてもイチョウの葉っぱで地面が見えなくなっている程でしたので寝転んでしまいたい気分でした。 　　　　 　　　　 イチョウを満喫したのち、本堂の横には何となく風情がある建物がありましたので記念に写真に収めて来ました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 五家寶を買いにちょっと表に出たことが、思いがけない思い出を作ることが出来ました。 ちなみに私たちはこの加須市で出会い　妻に捕まりました。 まぁ〜良かったんじゃない。