実家の店舗の改装もほぼ終えたかとホッとしているのもつかの間、今度は物干しの波板（ポリカトタン）に貼り換えました。

かなり以前に母が物干しから雨漏りすると連絡が入り、テープで穴の開いた個所に簡単ではありますが補修し暫く間、何事もなかったのですが

最近になってまた補修した個所から雨漏りすると連絡が入りました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先日の大雨の影響か？実際見てみると僅かではありますが浸み出て来る感じです。

応急でバケツを置き、雨漏りを受けていますので取りあえずは安心ですが、既に20年以上も経つ波板なのでもう交換するのは

時間の問題かなと思っていました。

しかし波板の貼り換えなどやった経験もありませんから、ちょいと心配な面はありましたが頑張ります。

ホームセンターで波板のコーナーを物色していると、波板にも色々な種類とサイズがあるんですよね。

サイズはともかく波板によっては塩化ビニール系の耐久年数は3年～5年とあり、今回購入したポリカ製の波板は10年持つそうなんです。

値段もそんなに変わらないので、それなら10年程度耐久性があった方が良いと思い母も透明な方が良いと言うことなのでクリアー色を

購入することにしました。

クリアーなら空も見えるし、明るくなるしもしそれでダメならまた10年以降に考えましょう。

それにしても7枚重ねてホームセンターから運んで来ましたが、結構重いのに驚きました。

また波板を取り付ける際のビスですが、通常トンカチでビスを止める様なんですが私はドライバーで固定したかったのでプラスネジ用にて

固定することにしました。

どれほど使うかは検討も付かないので、取りあえず適当に2袋買いましたので100本あれば十分でしょう～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

作業に必要な波板・ビスも手に入りましたので後は自分だけが頼りです。

作業着に着替え早速実家に行くと、お昼時だったので父からメシ行こう！　メシ行う！　また今度やればいいよと言われ

作業する予定で気持ちも戦闘モードだったのですが、メシを食いに行くハメになってしまいました。

一時間待ちの混雑でしたが美味しいハンバーグ食べれたので良しとしましょうか・・・

実際作業を始められたのは実家へ戻り午後15時でした。

今日は何処まで出来るか判りませんが、始めたら最後までやらないと途中雨でも降って来たら洒落では済まされませんので

こちらとしては必死で作業をスタートさせました。

それにしてもこの波板　何年使ったのでしょうか？　

波板もカビだらけで辛うじて雨よけの役目を果たしていると言った感じです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

とにかく作業する物干しは2階で足場も悪いと来ているので、気持ちは焦る一方です。

作業工程をどのようにするか、自分でもイメージが完璧に出来ていないので、恐る恐る端っこの２枚だけ外してみることにしました。

ただ上から釘で固定されているので、下から突いてもビスが外れずびくともしないので古い波板を簡単に外すことが出来ずトンカチで

波板を破壊する手段に出ました。

お蔭様でポッカリ空が見えて一部空洞が出来たので一段と作業もやり易くなりました。

　　　　　　　

　　

取りあえず一枚だけクリアーの波板を乗せ固定してみたら作業要領もある程度検討が付きましたので、そのまま一枚の古い波板を外しては

新しい波板を乗せ固定を繰り返し、作業を始めてから約3時間ほどである程度作業を終えることが出来ました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

その最中、物干しでは私が外した古い波板を細かくノコギリやハサミで細かくしてくれている父がいました。

作業はとても大変でしたが、父の姿が何時も下にありましたので、とても心強かったです。

時々　足を踏み外しそうになったりすると、父（87歳）が　大丈夫か気を付けろよと励ましてくれました。

以前より細くなり　ちょいと心細くなった父ですが、この調子で何時までも元気で居て欲しい。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一連の作業で足場が悪く大変な作業でしたが、取りあえず出来栄えはさて置き、滞りなく作業が終了しホッとしています。

とにかく暑い一日でして、作業には過酷な状況でしたが、着ていた一枚の真っ白のシャツがその作業の過酷さを物語ってくれています。

　　　　　　

　ちょっとお披露目

7枚の波板を無事に滞りなく貼り終えることが出来ました。

とにかく足場が悪く、一歩間違えれば転落？なんてこともあり得ましたから大変でした。

波板の最後の2枚の交換の際は屋根ギリギリに脚立を立てての作業でしたので、結構怖かったです。

まぁ　初めての貼り換え作業としてはマズマズの出来栄えになったのではと思います。

勿論、クリアー（透明）の波板を使いましたので、物干しからたくさんの光が差し込み冬は暖かそうです。　（夏は暑い）

父そして母は予想外に大喜びで頑張った甲斐がありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　翌　日

ちなみに翌日、せっかくなので長年仕舞い込んでいたとみられる不要な物はすべて了解のもと処分させていただきました。

妻にも手伝ってもらい、二人でふうふうしながら片付け　ゴミ袋何袋になったでしょうか？　

たまたま私の姉が実家に立ち寄った際、体調が芳しくないにも関わらず暑い中　大汗をかきながら掃除を手伝ってくれました。

お蔭様で大助かり。

そして物干しの床を軽く掃除しクッションフロアーを敷き詰め、以前とはまた違った雰囲気になりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

母が物干しざおが高いので、干し易いように工夫したりと頑張りました。

　　　　　　　

綺麗になった物干しを見て父は　「また部屋が一つ出来たみたいだ」　と大絶賛。

何となく気になっていた物干しですが、思い切って手がけて良かったと思います。

気まぐれの作業でしたが、それが思いがけない親孝行になろうとは一石二鳥ですね。

後は雨漏りしないことを祈るだけです。　　はい。

やればできるな～　