OHLINSリアサスペンション
ワンオフ製作記

2015.3.18〜04.29


昨年から味気ない純正のリアサスペンションから、少し改良しようかとネットサーフィンし様々なリアサスペンションを探してみました。

しかし、やはりOHLINSのリアショックはビジュアルそして性能は他より群を抜いているようです。

バイクでリアショックの最高峰と言えばやはり誰もが知るオーリンズ製(スウェーデン)ですが、とにかく欲しくても値段が高いのが購入を

躊躇させてしまう要因ではないでしょうか・・・

誰もが憧れるショックで、取り付けているだけでそのステータスと言うものは想像を超えるものがあります。

CT110(カブ)にオーリンズのリアショックが取り付けられていれば、きっと 
オッオッオッオーリンズと叫んでしまうことでしょう。

でも実際に取り付けてみたいと思いつつも、お値段の壁が立ちはだかり容易には手が出せません。

今年の始め頃だったでしょうか? たまたまオーリンズのホームページでワンオフ製作の記事を見つけ、過去にCT110で製作した事例が

掲載だれていました。

その製作元を確認すると、何と自宅から近かったので冷やかし半分でショップへ行ってみることにしました。

社長さんに色々とお話を聞く中で、純正のショックからすればその差は段違いに向上すると言うことで、購買意欲は高まる一方でです。

商品については全く問題ないので後は資金繰りだけであります。

それから数か月経過した今日、思いがけない小銭が入りある程度めどが付きましたので購入を決意しショップへと向かいました。

やはり値段が値段だけに注文書に記入する際はかなり緊張しましたけどね。

またスプリングの色が指定出来るので、定番のイエローにするか鮮やかなレッドにするか最後の最後まで悩みましたが

前回取り付けたCT110のオーナーの方がイエローだったので、あえて私はカラーオーダーし2万4000円プラスして鮮やかなレッド色を

選びました。

スプリングの塗装をはがし、粉体塗装することでイエローに比べて表面に二酸化被膜を形成し耐食性や摩耗性を向上させるとのことです。

本日注文し部品が全て揃うまで約1か月かかり、それからバイクを持ち込み1週間走行テストして納車となる予定です。

部品は北欧スウェーデンから届くものですから、時間がかかるのは頷けます。

ショップからの連絡が今から待ち遠うしいです。

とうとう念願のオーリンズ リアショックを買ってしまいました。

買ったことはまだカミさんには話していませんが、日頃いつも私の後ろに乗りますので喜んでくれると願わずにはいられません。







4月25日の夕方 オーダーしてあったリアショックの部品が入荷し組立て完了したとショップから電話がありました。

発注したのが先月の18日ですから、1か月以上もの長い歳月が経過しています。

それにしても長かったですね〜

先日、暇でしたのでコツコツ貯めたお金を持参しキャッシュで払い済みなのでお金の心配はありませんでしたから気が楽でしたけどね。

部品はスウェーデンから届く訳ですから仕方がありませんが、待ちに待ったと言う感じではあります。

何はともあれ連絡が入り嬉しい。

近日中にバイクをショップへと運び、取り付けて後テスト走行して引き渡しとなります。

今日、妻にオーリンズショックを購入している旨を話し、殺されると思いましたが理解ある妻で何とか生き延びられそうです。




 


4月26日 急きょショップへ連絡し、仕事に出る僅かに時間がありましたので妻がラパンを運転し私がCTを自走させ

ショップへと預けに行きました。

ショップでは整備のFさんに出迎えていただき、早速 箱に入ったスウェーデンから届いたリアショックと初対面しました。

現物を初めてみましたが、世界的に有名なブランドらしくそのメカニカルな雰囲気は他とは明らかに違いますね。

見た瞬間ほれぼれしてしまいました。

早く取り付けていただき、オーリンズのリアショックの性能を実際に乗って試して見たいと思いつつ、ショップを後にしました。

出来上がりが楽しみでなりません。


                 







4月29日(昭和の日) お昼頃に突然 GセンスのF社長さんから嬉しい連絡が入りました。

もう少し時間がかかるかと思いましたが、何とテスト走行も終え完成したと言うご連絡でした。

いや〜 やっとこの日が来たかと言う感じで、今日の社長さんからの電話だけはこの歳になっても正直無条件で嬉しかったですね。

早速、妻に事情を説明し行きつけの美味しいラーメンを食べ、その足で愛車CT110を引き取りに行きました。

久々に愛車のCT110と店先でご対面しましたが、リアが真新しい念願のオーリンズに変わっていて感無量でした。

あれだけ悩んだ色ですが、見た瞬間に間違いではなかったと我ながら実感です。

ショップに辿り付くと私達の存在に気づきメカニックのFさんが笑顔で出迎え対応してくれました。

Fさんに今回取り付ける際のエピソードやバネのテンションの調整の仕方、そして今後のメンテナンスの仕方に至るまで丁寧に

教えて下さいました。

私の小さなバイクの他にもまだやる作業がたくさんあろうと思いますが、本当に親切にご対応いただきまして頭が下がる思いでした。

とにかくオーリンズやバイクに関する知識や技術は相当なもので、お話しているだけでこのFさんが手がけていただいている

のなら無条件で何の心配もなく乗れると直感するほどでしたね。

この方だからこそ、社長さんが安心してすべてを委ねられる大切な右腕として今後もGセンスを支えご活躍されて行かれるのでしょう。

Fさん この場をお借りし心から感謝申し上げます。 本当に丁寧に作業して下さいまして誠に有難うございました。


                  



社長さんですが他のバイクのテスト走行で不在でしたが、直ぐ戻るとのことでしたので店内にて待たせていただくことにしました。

メカニックのFさんが美味しいコーヒーを入れて下さり、寛いでいるとF社長が颯爽と大型バイクでテスト走行を終え戻って来ました。

私からすると本当にベテランライダーって感じで私の様なへなちょこライダーとはちょいと訳が違います。

早速社長さんから話しかけて下さいまして、ご挨拶させていただきました。

私達に向かってお待たせして申し訳けございませんと、何度も何度も頭を下げられていましたが 今か今かと待っていたことは事実

ではありますが、この完璧に整備され社長さんの納得行くまでテストされたショックを見たら、逆に待った甲斐があったと言うものです。

私が大変気に入ったとことを伝えますと、社長さんも笑顔で優しく微笑んで下さいました。

色々とお話する中で、私のホームページの存在も知っていただき早速ご覧いただきましたが今回のこのページへの画像の掲載を

快く承諾して下さいました。

不思議に妻も居たせいか、色々な話で盛り上がりとても楽しい一時を過ごすことが出来ました。

本来ご挨拶して直ぐに引き上げる予定でしたが、社長さんとメカニックのFさんの人柄に何時しか帰るのを忘れてしまった感じです。


                     


思いがけない楽しい一時を過ごしながら、帰路に着きました。

帰りの道中でオーリンズの性能を体感することが出来ましたが、純正のリアショックとは明らかに違いますね。

以前ならマンホールなどの僅かなの凹凸でさえ通過すると、かなりお尻にショックを感じた気がしますがそれが殆ど感じなくなりました。

凹凸の上を通った筈なのに、凹凸が無かったかの様な不思議な乗り心地。

きっとオーリンズリアショックが知らず内に大まかな衝撃を吸収し、社長の魂とメカニックのFさんの情熱が私の受けるであろう衝撃から

守ってくれているに違いありません。

このオーリンズショックは生涯私の宝物であることは間違いありませんが、的確にメンテし大切に乗り続けたいと思っています。

オーリンズショックを通じ、素敵な社長さんとメカニックのFさんと出会えましたこと、心から嬉しく思いました。

                      


                        
                 






Gセンス代表 F社長から嬉しいメッセージいただきました。

私のつまらないホームページにも関わらず忙しい仕事の合間にご覧いただいたご様子で、この上ない喜びであります。

今回、オーリンズワンオフでの作成に関しGセンスさんのホームページやブログなど時々拝見させていただいていまして

その中で、手がけたであろう多くのバイクにまたがり、ブログにアップされる様子を見てなんてかっこイイんだろうと思っていました。

社長がバイクにまたがるとどうしてあんなにサマになるのか不思議です。

私が同じカッコで撮影しても 腹の出た変な親父がカッコつけてんじゃね〜よと 何処からか聞こえて来そう。

私の可愛いバイクは社長さんからすると、玩具の様な存在かと思いますし大型バイクがブログにアップされている様に私のバイクの

写真など撮って記録に残しておいても何のメリットもないだろうと勝手に思っていたのですが、何と私のバイクにまたがりちゃんと

記念に撮影して下さっていたんですよね。

何て嬉しいことでしょう〜 感激です。

そんな訳で、せっかくなので社長さんに無理を言いまして画像を送っていただきました。

私のバイクが何ともカッコいいこと・・・・  Gセンス社長さんカッコ良すぎ。