今振り返ると、良くここまでやってこれたと感心するばかりです。 横浜の地に我が家を新築してから暫くして、スウェーデンの一枚のタペストリー（タオル）がきっかけで個性的な物置を造う！ と気持ちだけは先行して決心をしました。 新築時には以前アパートで使っていたプラスティック製の小さな物置は既に老化し、あまりにもみそぼらしいので予定は ないが壊してしまいました。 勿論、中に入っていたキャンプ道具などは行き場所がなくなり物置が出来るまでは屋根裏に一時非難です。 自分で物置を造ると言っても大工仕事などそれほど経験がある訳ではないし、無論工具などは電動ドライバと電動ノコ程度 しかありません。 また設計図なんてどう書いたらいいのか分からないし・・・・ そんな理由から暫く物置造りは暗礁に乗り上げた格好になってしまっていました。 また他にも問題点があり、狭い駐車場には2台の車が止まっていて物置を造るスペースすらない状態でしたから、作りたい！ と言う衝動にかられてからと言うもの、気が付けば3年以上と言う長い月日がかかってしまいました。 今年に入ってから、我が家には車が2台あったのですが殆ど一台しか乗らない状態でしたから一台を妻の了解のもと処分 することにしたのです。 妻の愛車ネイキッド（軽）を売るかランクルくんを売ろうか？迷いに迷いましたが、結局ネイキッドを下取りに出しました。 そんな訳で子供達からはお母さんのお気に入りの愛車を下取りに出してしまったことに大ヒンシュクだったのは言うまでも ありませんが、我が家の駐車スペースや様々な問題を考えるといた仕方がありません。
これで駐車スペースもやっとすっきりし、何時しか物置造りの夢が現実化して来たと言う訳だったんです。 作業を何となく開始してからと言うもの、とにかく材料調達などその全てを自分一人でやらなくてはならないので想像以上 に責任が圧し掛かります。 無駄な材料も買えないし中途半端で終わってしまうのではないかと言う不安、そして何よりオシャレな物置なんて自分に 果たして出来るのであろうか？と言う不安が常に付きまとうんですよね。 でも一度作業を始めると、ご近所さんから温かく労いのお声をかけて下さったり、また全国から私のホームページを 気にかけていただいている方からの応援メッセージなどが届き、改めて頑張ろう！と勇気づけられました。 また何より妻は私のペンキや木くずで汚れた服を作業のあと一生懸命洗濯してくれたり、影で力になってくれていました。 また子供達も 「お〜い なんか飲み物持って来て〜」 とか 「お〜い ちょっとぉ〜 手伝って〜」 とか なんだかんだ と言って文句も言わず、素直に影ならが力を貸してくれていたのです。 ホームページを見る限りでは、さも自分一人で作り上げた感じですが実は家族はもとより私を気にかけていただける皆様 の温かく見守っていただけたからこそ、この素敵な我が家オリジナル物置（ドリームハウス？）が出来たと思っています。 それから忘れてはならないのは、ご近所様も言葉に出しては言いませんが年がら年中 朝から夕方まで電ノコで朝から ブィ〜ンと材料を切断し、電動ドライバーではカタカタカタとネジを締める音に我慢して下さっていたご近所様・・・ 多分、相当うるさかったと思います。 また特に木くずを撒き散らし隣接する愛車も木くずだらけ・・・またお隣の敷地内に釘を落としたりフェンスを少し凹ましたりと 本当にご迷惑お掛け致しましたことを心からお詫び、そしてお礼を申し上げます。 色々とありましたが、私にとっては生涯素敵な経験そして思い出となることに違いありません。 応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。 なにはともあれ、１００００％妻の協力（サポート）なしには何も出来なかったのは言うまでもありません。 改めて私のわがままに付き合ってくれた最愛の妻に心を込めて敬意を表します。 本当に有難う！
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