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スウェーデンとの運命の出会いは、今思い返せば私が可愛い中学生の低学年だった頃に遡ります。
私は音楽の成績（通信簿）が１か２を行ったり来たりでしたから、音楽の才能は殆どなかった少年時代
であった事が伺えるかと思います。
でもその頃かなり流行っていたカーペンターズ等は時々ラジオ番組からから流れ自然と耳に入って
来ましたので、♪は読めなくても聞くことだけは好きだったのでしょう。
音楽とスウェーデンとはまったく繋がりがない別の話の様にも思えるのですが、実は私にとってこの音楽
こそがスウェーデンとの最初の出会いだったのです。
当時私はヘリコプターや飛行機が飯より好きで、勉強もせずに明けても暮れても空のことばかりを夢中
で考えていた素朴な少年だったのですが、そんなある日 気まぐれにカセットテープを買いに近所の
レコード店へ訪れた際、音楽音痴な私が最初にして目を奪われてしまったのがその曲や有名なグループ
名ではなくて、可笑しなことにカセットテープの表紙になっている写真が購入の動機でした。
その表紙にはなんと男女4人のグループが私の夢であったヘリコプター（bell47G-2 )の操縦席に座って
とても雰囲気良く写っていたからです。
その頃、グループ名も知るヨシもなく勿論 当然ながら曲自体も聴いたことがなかったのですが、ついつい
そのオシャレな雰囲気の表紙につられてそのカセットテープを衝動買いしてしまったとても懐かしい記憶が
蘇って来ます。
それが今思えば、紛れもなくスウェーデンを代表するグループで誰もが知っている今は懐かしいABBA（アバ）
だったのです。
とても不順な動機で若い頃にその一つのカセットテープを衝動買いしましたが、今では世界的にも評価され
ている超人気グループとして不動のものとしたABBA、 そのグループの出身国であるスウェーデン王国で
生まれた家に私が今住んでいる。
まさにその頃は、スウェーデンと言う国も知らなければ、ABBAなんて無名なグループなど知る筈もないが
今思えばその頃から私はスウェーデンと言う国に自然と導かれていたのかも？なんて考えてしまいます。
自分の中では時を越えアンビリバボーな出来事の様にも感じています。
この歳になってもABBAの名曲を時々視聴する機会がありますが、やはり聞くたびにあの若かりし自分を
蘇らせてくれるとても思い出深いグループでまたその曲が心に残っています。
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| ABBA |
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