マミーとの散歩コースは特に決めている訳ではありませんが、大きく分けるとすれば3コースを設定しました。
実家を拠点にして西ルートと東ルート（共に約1時間程度） そしてもう一つは東ルートのショートカット版（約30分〜40分程度）です。
東ルートのショートカット版はそこそこの距離で時間のあまりない時にお散歩するコースとして使っています。
その日の私の気分によって東になるか西ルートになるかですが、マミーにとっては東ルートは坂が多いので余り好きではないみたいですね。
では朝目覚めてからマミーの散歩に出かける際の私の行動パターンをご紹介させていただきます。
夏場は朝6時30分頃にマミーを散歩に出かけるのが日課でしたが、冬場になるとまだ暗いので7時を目安にしています。
通常、私が実家に連絡しない限り、母が近所の空き地で簡単に用を済ませて僅かな時間の散歩となるのが日課となっていますが
私の仕事が休みの日や午後出勤の日は朝早起きし、午前番の日には午後時間が作れるので16時頃に散歩に連れて行っています。
勿論、本来ならば毎日でも散歩に連れて行きたい気持ちはありますが、なんせ勤務時間が不規則と言うこともあり疲れている時は当然
気分次第でサボってます。
まぁ任務ではないので、その辺は助かってますが・・・
さて私が7時前に運よく目が覚めると、寝床から横になったまま眠気眼で携帯電話で実家に電話するところからスタートします。
『もしもし 俺〜 散歩行くよ〜』
私は朝がとても弱い方なので、起きるには相当勇気がいるのですが母の事を考えると寝てもいられない衝動にかられ不思議に
起きてしまうんですよね。
朝ですと私がもたもたして少しでも母に電話をするのが遅れると、既に散歩に連れて行った後だとかありましたので、なるべく行き違いに
ならない様に様子を見て電話するようにしています。
何時も電話すると母は申し訳なさそうに 『いいよ〜 だって昨日も遅かったんでしょっ 』 と必ず私に気づかってくれるんですが
電話した以上 もう寝ている訳にも行きませんもんね。
それから寝床から起きだして、階段を駆け下りジャージーに着替え 散歩に必要なちり紙・ビニール袋・新聞の広告一枚をポッケに
入れて歩いて２分程度の実家へ出向きます。
実家のドアを開けるとマミーがクンクンと鼻息が荒く出迎えてくれます。
何やら父の話ですと、私から朝 実家に電話した時点でマミーがそわそわして私が来るのを窓越しに見ているそうなんですよね。
早速 首輪とヒモを付けて実家を出発。
直ぐ前にある空き地で取りあえずオシッコを済ませます。
 
オシッコは頼まなくても直ぐにするのですが、ウンチともなると中々こちらの都合良くは行かず直ぐにとは行きません。
こころからがマミーと散歩しながらの勝負となります。
実家を出て直ぐにしてくれれば、ビニール袋にしまい実家に戻り置いてこれるので、残りの散歩には持ち歩かなくて済むので
私としては好都合なんですが、そうは問屋がおろさないのがお犬様。
ここで自分の気分とマミーの表情を判断し東に行くか西に行くか決めます。
それから歩きながらおケツの穴を見つつ出そうな状況が確認出来たら新聞広告を何時でも広げられる様に準備しておきます。
今日は西ルートを選択したのでその散歩コースをご紹介しましょう。
何時もの散歩コースを歩いていると、気がつけば朝日が私たちを出迎えてくれました。
それにしても私たち 足が長いですね〜
住宅街の道を抜けると、私の母校である小学校があり、その直ぐ傍にある線路の下を抜けると柏尾川の堤防に辿り着きます。
このトンネルは私が小学生の頃からありますので、少なくても50年以上は経っているので相当年期も入り古いと言えるでしょう。
トンネルの上は横須賀線・東海道線・そして貨物が走ってます。
さてトンネルを抜け１００ｍほど歩くと柏尾川の堤防です。
時期になると堤防沿いには桜の木が数多く立ち並んでいるので、散歩しながらお花見が出来るので絶好の散歩コースです。
今日は落ち葉のジュウタンでまた紅葉がとても奇麗でした。
堤防の散歩距離は１ｋｍ以上はありますでしょうか? 適当な距離でまた景色も良いので散歩していても私自身も癒されます。
 
 
そこそこ道草しながら散歩していると、時々お散歩する人・ランニングする人・通勤で急ぎ足で歩く人など様々な方とすれ違いますが、
皆各々生きているって感じが伝わって来ますね。
最初の内はマミーの散歩も任務の様な気もしていましたが、最近では心からマミーとの散歩を楽しめる様になった様な気がします。
さて堤防の散歩を終えると、今度は大きな陸橋を超えて行かなくてはなりません。
以前はそうではなかったのですが、最近はマミーもお婆さんになったからか？ 坂道を登るのが億劫みたいです。
陸橋の頂上から今度は一気に階段を下ります。
お婆さんのマミーにとっては酷な道のりでしょうかね？ ハ〜ハ〜 言ってます。
 
それからバス通りを抜け住宅街を抜け暫く歩いて来ると、オシャレな(^^) 我が家が見えて来ます。
何時見ても大屋根がカッコいいですね〜 自己満足。
ここまで来るともうスタート地点の実家までは目と鼻の先。
すっかり陽も上がり私も１時間程度歩いて来たので、すがすがしい充実感を感じる瞬間でもあります。
実家に着くと、奥から父と母が出迎えてくれます。
父は 『マミー良く歩いたか？』 と必ず口癖の様に聞きます。
『ん 良く歩いたよ いっぱいウンチしたよ 』 と何時もの会話。
父も満面の笑顔でマミーの足や身体を拭いてやります。
まるで親子の様な可愛がり方ですよね。
ちなみに私もこんなに可愛がってもらったでしょうか？
 
実家でマミーが水をがぶ飲みしてから、私が煮干しを差し出すと目の色変えて食べるのが結構面白い。
じらすとヨダレ ダラダラです。
一段落してから父手作りの果物 果汁１００％ジュースと身体に良いと柿を剥いてくれます。
最初のジュースはあまり美味しいとは正直言えませんでしたが、最近は上達したみたいで結構イケて美味しいです。
父は以前に入退院を繰り返してましたので、健康にはまた更に気を付けているみたいで、テレビなどで良いとされているものは
色々と試しているみたいです。
散歩してから私も何時もこのジュースを飲まされますので、自宅に帰るとお通じが良くなって助かってます。
私が椅子に腰かけていると、父が必ず奥からお盆に入れて私の所まで持ってきてくれるんです。
こんな息子にあの偉大なる父がお盆を持つ姿は何とも不思議な光景に映ります。
何はともあれ、あと１００年以上は長生きしてもらいたいものだ。
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